Telefunken u73b DIY #2 -finish-

Telefunken u73b

延々と変更調整実験していたu73bもこれにて一旦終了です。長かった。実験と調整を含め2ヶ月も掛かりましたが作業的にはそれ程?って感じです。今の理解した状態で作ると2週末で終わると思います。(図面どおりに作っても動作しないという大きな落とし穴が待ってますが。。。。)

結局トランスとEF86一段にてゲインを稼いだ後にu73bユニットへ続く案が採用です。もしも自分がウン十万だしてビンテージ買った後に”あれ?これだけだとVariMu動作しないじゃん。。。”て発見したら泣きそう。その後この自分の一ヶ月程の試行錯誤をビンテージ機にすることになる自分を想像すると寒気が。。自作して良かったです

前部増幅部は別に2段増幅でも良いとは思います、その場合は1,2段目のCR接続で音質調整が出来ますのでそれ点からも良いかもです。下記の幾つかの点で音質は調整可能なので前段はシンプルな方が良いと思います。

肝はVariMuの後のトランスについているR40の値で腰高になったり音が抜けなかったりします。変化は前部のゲインユニットに依ります。自分の場合は下がって行き3Kとなりました。Davepは4.7Kとの事。オリジナルの値からするとかなり音質的にレンジがパンパンでカナリ太い入力が予定されていたと思われます。卓からのBUSか2MIXが流れ込む予定だったのかもしれません。

同時にFBのローパス機構の値も前部ユニットとの兼ね合いで変更が必要です。こことR40は設置時にアクセスし易い場所に置くのが吉かと思います。

正直後部シングル選球の理由は余り無く、なんでも良いと思います。前後ともに12A系であれば増幅率の変更が球の入れ替えで出来るので調整が楽そうです、それも良い案かと。が6DJ8の良い管はまだまだお安いのでこのままで。6BJ6に関しては超不人気な管なので10本まとめてとかで良いものが買えたりします。

意外と音質変更可能な部分が多いのでトランスはあまり拘らないでべったりフラットなものが作成には良いと思います(Edcor15k15kはべったりフラットです)、その後調整時にも入力前部も淡白なものが良いと感じました。ここらへんの感想からも前部増幅部は2段増幅でトランス無しオプションも良い案かと思います。

メーターは赤線部へ1mAを付け動作しましたが現在入手しやすいuAメーターでも良いかも知れません。というか跳ね出したらあまり見るものでもないのでどちらでも。跳ね始めが一番良い音(私感)なので跳ね始めが分かるメーターであればなんでも良いかと。自分の中での位置づけはFed AM864と似ています、上品に贅沢に使いたいコンプです。

時間は掛かりましたがFeedFront機構理解しました。なかなか応用の効く機構と思います。取り敢えずこれのコピーを開始しまた遊びましょう

楽しかった。。。

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