Telefunken u73b 自作、リミッター回路を設定して完成です
u73bのコンプモードはスレッショルドという概念が無く
いつも音を削っています、大きな音は大きく小さい音は小さく削ります
リダクションアンプ部で増幅された音を逆相にて消込みを掛けますので
そのリダクションアンプ部の音の音質キャラが肝になります
なので今回の目的”リダクションアンプからノイズ除去”が重要になります
今回のアンプではリダクションアンプからのノイズはほぼゼロ
目的は達成したかと思います
リリースですが機構的にポンピングが起こる可能性があります
リダクションメーターが固まってしまった場合や上下に激しく揺れる
そうなった場合は入力音を一度切り、アンプに戻して数秒放置で直ります
いくつかのコンデンサに充填してリリースタイムを稼いでいるので
最初はそれら全てに充填する2.5mSから始めるのが良いと思います
気になる音ですがアンプだけでリダクションを掛けない状態でも上質
五極管の詳細な音と上質な6DJ8のシングルアンプの軽快な音でうっとりします
設計に含まれているNFB等の設定で落ち着きのある音に調整します
コンプリミッターを掛ける場合、リダクションノブを上げていきますが
自然な感じで消込みが掛かっていき非常に上品な音になり前に出てきます
そして設定は結構簡単に終わります
ノイズ除去とMODで使い易い良いアンプになりました
これにてu73bの自作は終了です