サンプル音源

作成した各機材の加工前後の音源をまとめています
基本構造は元ソース先、加工音が後になります
元ソース>加工音を流して聞いた後にすぐに元ソースに戻るとわかり易いです

同じソース音源を使うことに努めており複数機材間の当たりの違いも比較可能にしてあります。WAVをダウンロードしご自身のDAW上での比較も可能です

■RCA BC-2B MI11241 クローン + passive EQ、EQ、2024,6
□RCA BC-2BにパッシブEQと2つのフィルターを付けた機体。中域の張り出しのコントロールと全体的な聴きやすさの調整を得意とする様にわざと調整して作った。70年前のフィルターの値が現代の音にこれほど効くとは思ってみなかった。

■RCA BC-2B MI11241 クローン、プリアンプ、2024,06
□50年代RCAのプリBC-2B回路にいくつかのRCAフィルターを追加した回路。柔らかく感じる高域、ざりッと生々しい中域、焦点の合った低域。トゲやささくれが無くなってとにかく耳に心地よく聽きやすい音になります。

■UA175A クローン、コンプ、2024,05
□色鮮やかで詳細で太い。6bc8のおかげか音色は結構自然に変化します。175固有の太さは後半の12AX7->12BH7のNFBから発生しておりゲインも高いです。オールマイティな機体で自然な太さの為歌に掛ける人も多いですがドラムのルームに掛けるのも自分は好きです

■Telefunken u73b クローン、リミッター、2024,6
□とにかく太くどっしりと聽きやすく変化します(が軽快さは失われない)。ハイMIDでキンキンしやすい女性ボーカル等に非常に有効で重心が下がり色っぽくなります。スネアの裏とかにも意外と良いです

■Federal AM864クローン、コンプ、2024,6
□VariMU可能な古い五極管6sk7を使った50年代設計のFedは簡単にソースをガツンと主役に出来ます。軽く掛けてもグッと押しても同じ感じの主役感です(なので軽く掛けるのが吉)。とりあえず歌やベースに掛けてグッと前に出しておく方が多いです(その後押しが必要な際は別途他の機体で押す)

■ALTEC436クローン、コンプ、2024,6
□MT管6bc8の自然な出音ですがよく聞くと詳細で使いやすいコンプです。音色も少し明るく色鮮やかになります。ヘビーに押すと真空管の回路での高域の飽和が始まり音が丸く成り始めます。とにかくわかり易いので真空管コンプの1台目に最適です(と言いつつ皆さんずっと使っている方が多いです)

■オプトコンプ、コンプ、2024,5
□光学式コンプ、中身回路は基本LA2Aそのままです。なので広く明るく詳細なLA2Aな音が出ます。思ったより暗くなってしまったトラックを簡単に明るくする機材はこれかゲルマプリしかないので有ると重宝します。各社色々クローンがありますが滲んでいたり高価で音がちょっと違ったりするので回路そのままで出音もそのまま素直に作りました

■STALEVELクローン、コンプ、2024,04
□素直な6V6のプッシュプル回路の音です。パカーンと開いた高域とヌルっとゆっくり出てくる低域。他の管ではどんなに頑張っても出ない音。あとは設定が楽です、15秒くらいしか掛からないです。

□一段目の真空管を6386 6cc42 5670と差し替えた音。個人的好みは6cc42の明るさが好きですが本来のSTALEVELの持ち味はほとんど変わらない感じです。増幅率が6386だけ低いのでグッと入力ゲインが押せる=トランスの音の割合が増えるので6386の音と云うよりトランスの音が濃くなります

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