STALEVEL 自作 その2

Sta-Level 自作

STALEVELは基本不器用なヤツなのでイジる所はゲインしかありません
どれだけ突っ込むかだけです。6386は過入力に強い管なので結構突っ込んでもポップノイズが出にくくアタックも遅い設定なので感覚で突っ込めます。アウトプットPAD的なモノも付いていますが基本突っ込んだ分を下げる位しか出来ません。

STALEVELどれだけ突っ込むのが良いの?という質問には好きなだけです!と言いたいですが、この最初のハネが邪魔だなぁ、アタック早くして消したいなぁと感じる辺りが限界な気がします。Doubleに切り替えるとアタック速度が変わります(もっと遅くなる)ので注意が必要です(ゲイン調整からやり直し)

STALEVELのアタック限界の例


赤丸部分で対応しきれていないのが判ります。ここが気になる位が限界です
赤線にてプラグインでリミッター通すのも良しですがそこまでして全体を押しスレショルド以下を太らせる必要があるのかそもそも選択を間違えていないか660や175を使うべきではないか考えるべきです

画像はSTALEVELリリースとアタックタイム抵抗。アタックが遅くてリリースも遅い。だが何故かSTALEVELのSINGLEは極上のバランスで素晴らしい音。ほとんどの場合はSINGLEで良い気がします。非常に上質な音です

STALEVELは15秒で設定出来9割位のアタリ判定が出せる神機です
バンドフィルターやアタック半分や可変リリースタイム機能をつける事はもちろん可能です。ただ上記の条件を変えるのは非常に無粋だと思います。結局SINGLE MODE値に戻って来るのに無様なノブやスイッチを増やす事は今回は止めておきます

入力値に敏感な6BC8を使った436や175では波形を見つつ送り量やゲインを調整しスレッショルドを調整してアタックリリースを調整したりしますがSTALEVELは通せばどうにかなってくれて上質な音に簡単になってくれるコンプなので非常に初心者オススメです

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