サイン波の使い方

コンプを購入後いきなりソースを通して”うん、いいね!”とはいかない事が多いです
スレッショルドはDAW波形上では表示されていないので感覚的に掴まないといけません
その為の作業をサイン波を使って簡単に実行します
要するに下記の赤線の様な線が見えるようになる為の作業が必要になります

このページの目的は
DAWの波形上で見えていないハード機のスレッショルドを掴み
その後の変化の感覚をつかみそれを使ってコンプを上手く設定が出来る様になる事です

■サイン波の取り込みとコンプの設定
サインはどれでも良いです。下記のYoutube等で入手します
https://youtu.be/PyD9cMarVJk
このあたりの音源をDAWへインポートします

■送り量と本体ゲインを調整しスレッショルドの位置を知る
上記の音源をコンプに通し、無音から徐々にゲインを上げていきます
同時にリダクションメーターを見ておき
変化が起こる所がスレッショルドです

これでDAWの波形上でもここらへんにスレッショルドがあるのだなと意識する事が出来ます
ソースを流してみて比較しスレッショルド(リダクション開始地点)確認します

赤線を超えた音源は大きな音は大きく削り小さい音も小さく削られていきます

VariMUにおけるリダクション信号は位相逆転されたシグナルなので
黄色の線以上の部分は、元々のシグナル<逆相シグナルの状態になっていると考えます
知っての通り逆相のシグナルが混ざると音はスカスカになるので
黄色線以上や線に近い部分がその影響を強く受ける危険地帯となります

スレッショルド付近の音の大きさを比べると右の事後の方が大きくなっているのが解ると思います
これが前に出て来ている様に聞こえる部分でこれがコンプの役割です


黄色部分に近くなればなるほど消し込みが強く掛かっていき増える量は減っていきます
赤線部スレッショルドと黄線部以上の消しこみの間で上手く設定する必要があります
本体のゲインとDAWの送り量を調整しご自身の好みの音色になる様に調整してください

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