STALEVEL 自作 その1

Sta-Level 自作

珍しく6386が入手出来たのでSTALEVELを自作します。
今回使った図面は以下。今回は基本的にはそのまま作ります

今回は定電圧作成用のOB2は音には関係ないのでダイオードへ置き換え。5Y3整流管を使い真空管整流の電源とします。目的は幾つかの箇所のSTALEVELの音を作っているポイントの再確認と6386の音のサンプリング。今回作ったら色々なソースを使って多量にサンプルを録っておこうと思います

JJ 6386管、非常に高価ですで入手困難なのですが今回は入手出来たので使用します。大体45000円程。
この管自体の音は澄んだ素直な音なのですがSTALEVELの回路を通るとあのもっちりした感じになります
この上質な音に似ているのは6cc42ですが6386のμは17辺りで12AU7並。非常に使い易い管です

今回アウトプットトランスはガード付きの大きめのモノを使いました。並べると2Uでギリギリに入るくらいです。配線は終了、電源トランスと箱の到着を待って電源ユニットを作ります

配線後に幾つかテスト。音の肝の部分は意外に素直に実験するとすぐに見つかります。

インプットに-20dbのPADが入っておりインプットトランスは600:50kの昇圧の高いモノその後の2次に200kの抵抗でシャント。下げて上げてまた下げて、この一見意味のなさそうな部分が無いと全く違う音質になりますのでここは素直にこのままで作成します

段間コンデンサは初段0.1ufから次段0.02uf。
この方法は昔のTweed期Fenderによく見られた設定値の並び。この並びだともっちりクリーンに太い感じになります。その後300V前後の6V6のPPへ接続されます。

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