Gibson GA-100

悩みと試行錯誤

Gibsonのアンプで GA-100というアンプがありますがこれが奇妙なコンプ機能を持っております。VariMuでの増幅もあり面白いところです

考察に値する理由は2つ

1.50年代60年代のFeedback方式でVariMuを動作させるのは非常に反応が遅く、反応を早くする為に後段ゲインを上げると現代のDTMの現状では出力が大きすぎノイズの原因にもなり増えたゲインは結局ATTなどで捨てることになり Feedback方式を避けたい。

2.u73bのFeedfront方式の為にはトランス2(もしくは特殊トランス)、真空管1が必要。コスト的には6FM8の方が格段と安価。このトランスと検波管6BL8は出口の音には関係ない部分での出費となる

理由としては1.の方が大きい理由ですがコストも大事です。トランス入手は結構面倒なので。

使用真空管リストは下記。奇妙な真空管だらけです笑

VariMu管は6BD6。7ピンのよく無線系で見る管です

コンプ検波の取り出し口は1段目2段目間と2段目の後で(上記ピンクと赤)それを6BD6 カソードへ戻す感じ(上記青)です。かなり素敵に変態的な事をしています。稀にアメリカにはこういう天才的なデザインをする方が居て非常に好きです。

検波は6FM8という非常に奇天烈な管。あまりにニッチでEBAYでも非常に低価格。増幅して検波という面倒な事をしています。

6FM8 2本で検波、入り口から12AU7辺りで2段増幅、6BD6からの12BH7PP辺りで一度コストとゲインを計算して良ければ 6BD6からの12BH7PP テストをしてみたいです。

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