通常Fender 5E3 Tweed Deluxe クローンを使用しています
キャップはサンガモTYPE-33
ブリッとした中域が非常に心地よいです
5E3の回路はバリバリとしたモダンなコンデンサも意外に合います
これはこれで完成された音で非常に満足しているのですが
どうしても12A系のモダンな感じがしないでも無いです
その点を満たした5E3の対極にあるアンプをもう一台と思い考察します
ギターアンプもマイクプリ同様、40年代当時主流の真空管を使う事に依ってその違和感が消えるのかもと思ってます
ただその時代はフィールドスピーカーが主流なのでそこからの音もあるのかも知れません
フィールドスピーカーはまた別途の機会に考えます
下記は同じFender Deluxe 一世代前の5c3型、12A系の代わりに6SC7が使用されてます
これはこれで興味深いのですがコンデンサの数が多い=WAXなどを使うと高価になりがち、6SC7自体も意外と高価
以上の点でちょっと二の足を踏んでいる感じです
ただ6SC7は強烈なゲインがあるのでおもしろそうですが。。。
これらより古い物だとBogen, StrombergCarlson辺りに
ネットではFender以前の戦前だとGibson系回路図が見つかります
GIBSON カラマズのKEH、6SJ7 から強引なフェイズインバートで
6v6のPPへ、シンプルでかなり好きですギターアンプでは珍しく初段が5極管
下記はGibsonのEH-125、ギターアンプには珍しく6SQ7 その後6J5
6SQ7を使用するのはフロービズさんの回路図でも見かけますがギターアンプでは珍しいかも、非常に澄んだHiFiな音で押すと独特なビリビリな感じ。リミッターなどでも多用してます、期待大
どちらも6J5の手持ちがあるのでテストは可能です
KEHの発展系でしょうか6N7を使ったフェイズインバート
6SQ7>6C5の前段部分に非常に興味が湧きます
こう調べてみると意外に6v6PPのギターアンプは多く
フェイズインバートと前段部分も非常に多岐に渡っている様です
同時に完成されたシンプルな構成でパーツの少なさとコストの低いFenderTweed系が一世を風靡したのも理解出来ます
確かに作り易くて壊れにくそうです
12インチ入る箱はあと2つ程あるので色々と考えて試作してみたいと思ってます
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