真空管 Vari mu コンプ 自作 考察

真空管 自作 コンプ

20年も昔働いていたスタジオにAltec 436というコンプがありました
マイクプリ + Vari Mu コンプを自作する事に付いて考察してみました

436ですが昔はアウトボードのコンプとして使わず
Vari Muの付いたマイクプリとして使用しておりました
ギターのアンプ用HAとしてコンプせず使ったりしてました

コンプとしても音も澄んでいていい感じだったですが
同じ系の澄んだ音ならFederalやらを使っていましたし

マイクプリとしても悪くはないけど抜きん出ているわけでもなく
Altecだと1566があったのでそちらに挿し直しが多かったです

20年経って回路図をみてみるとこれは出力低いのも理解出来ます
シンプルでVariMuの6BC8を使って6AL5のクリッパー回路へ渡し増幅は6CG7

どう見てもゲイン足りません、600:150Kトランス使っても足らなさそう
(インプットトランスは10K:60kとかだったよな気が、そりゃ低い訳だわ)
とにかくグッと押せる前段増幅部が欲しいですね

なんかシンプルで良さそうなプリ部分がないかなと思って探すと
ウェブスターのコンプのプリ部分が使えそうです
(このウェブスターのダイオードコンプもなかなか興味深い奴です)

EF86初段で12AUで増幅、残り12AU片側でトランスをドライブ
AltecにEF86 も奇妙ですがなぜかピンと来たので採用

(図面左上部分です)

EF86->12AUの増幅部をインターステージトランスで463へ繋ぐだけ
記憶では前段増幅は40DB位で十分スレシェルドに到達した様に覚えてます

これは簡単そうなので来月にでも作ってみようかな、楽しみです
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