RCA OP-6 自作 真空管 マイクプリ テスト

RCA OP-6 クローン

真空管 マイクプリ 自作に関して

RCA OP-6 自作 真空管 マイクプリ (6SJ7版)で作成したOP6のテスト録音

いつもの練習時にリボンマイクを真ん中に無造作に立てて録音
各楽器から距離は2mほどで実施

OP-6 テスト

下記はEQなし、コンプなしの素の音

テスト音源1
USBコンバーターにて-20のパッドを使用
本体のアウトプットパッドも-10
限界までゲイン上げ
(ゲインは80%くらいまで上げる事が出来た)

OP6 Clone+OTpad

テスト音源2
コンバーターのパッドはオフ
本体のアプトプットパッドも0の状態
限界までゲイン上げ
(9時方向辺りでハネがコンバーターでクリップ)

op6-clone

テスト音源3
ハープの生音
マイクから40cmほど離れて録音

op6-clone-harp

感想
演奏者が聞こえている音が高密度になった感じ
でも自然、嫌な尖った感じ無し

EdocrのOTのおかげか30から10kまで万遍なく録れてる
900から3k辺りまでの倍音に反応する(3段増幅の為と思う)
後ろの音の焦点がボヤけない(5極管?UTCのインプット?リボンマイク?)

まとめ
ゲインはモダンな録音でも使い易そう、歌にも十分使えそうです
焦点ピントがバッチリ合ってる、強烈な押し出し、でも自然な感じ
音源との距離とゲインつまみの関係だけ設定が必要

倍音や音の特性はともかく、後ろの音、小さい音焦点がボヤけないのは非常に得点高いと思います。この押し出し感は聞いたこと無い感じですね。UA610やTubeTechなどの現行品ではあまり聞かない(だからそれらは使いやすいんだろうけど)。
インプットのパッドも(リボンを使用してるうちは)必要無さそうです。
ちょっとEQカマしてFederal掛けたら1本で行ける位、いや近接は立てたいかも、、、

ハープの後半の倍音が録れるマイクプリは初めてでした

これは非常に使えるマイクプリです
作ってみて大正解!

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