RCA OP-6 真空管 マイクプリ 自作

RCA OP-6 クローン

RCA OP-6 を自作してみた
RCA OP-6

OP-6は5極管6J7三段増幅の90db前後の強力なマイクプリ
40年代から50年代に掛けて使われていた
リボンにも十分対応出来るゲインとトランスに頼らない増幅方式で5極管の色が色濃く出ます

本物はこんなにカッコ良いがまあ音が出れば良いのでいつものケースと木枠で作成
op-6 real

配線図はこちら
OP‐6 schem

前から目をつけてて作りたいと思っていたが
問題はオレンジ部分のゲイン調整の為のボルテージディバイダー
それと出力トランスと一体型と思われるチョーク

ふむ、どうしたもんだかって状態で2年ほど放置
その後ふとココらへんを参考にして作成

チョークはHammondの150Hを使用して
B電源は200辺りでとりあえず配線、ヒーターは直流点火

入力トランスはUTCのOuncer(600:10k)
出力はいつものEdcor(0.5w)

謎の一段目ボルテージディバイダーは配線図赤部分を取り払い
一段目ごとSA-70を移植、作成自体は意外と簡単に終了

さすがに90dbあると猛烈な発振が発生
ボッボッボッとトレモロ発振、萎える

一応こんなこともあろうかと思っていたので
B+接続を各段ごとにセパレートに配線してた
チマチマとカソード抵抗を調整してノイズ無しボリュームもOK

音の感触はデカイ、バランス良い、意外と緻密
部屋のエアコンの音まで良く入る笑
そのうちにスタジオに持ち込んでテストを録る予定

—–

タイトルとURLをコピーしました