設定方法

<リダクションメーターとは何なのか>
リダクションメーターは大きな音が入った場合大きく揺れます
その揺れの大きさは入力シグナルをアースへ捨てている量です

メーターの揺れの大きさは音が良くなっている量ではなく
入力されたがアンプ増幅前に無駄に捨てられているシグナルの量です

VaruMUの機構を簡単に説明すると
VariMuコンプではシグナルを反転させたマイナスシグナルを常時作っています
シグナルがしきい値を超えた場合にマイナスをトランスのセンタータップへ流します

そのマイナスは入力トランスから1段目の真空管へ入っていくプラスのシグナルを消し
色々と真空管周りの電圧電流変化を起こしながらシグナル音を小さくします
入力されたシグナルは1段目真空管のカソードに依って増幅前にアースに捨てられます

メーターが揺れれば揺れる程シグナルはアンプ部へ到着せず
しきい値を超えたシグナルは増幅される前にアースに捨てられるという事です
ので切り捨てられたシグナル音はほぼ出音に影響しません

例えばコンプの場合は
レシオ値が12:1であれば超えた分から11捨てて1を残します
もし1db超えれば1dbの約1/10ですから残りの影響はほぼ無いと考えても良い位です
リミッターの場合は容赦無く超えた分だけ捨てます

簡単にまとめるとコンプやリミッターの場合はしきい値を超えた分のシグナルは捨てられる
しきい値を超えたシグナル音は増幅部にたどり着かないのでほぼ出音に影響しない

<では何が音を変えているのか>

コンプやリミッターを通すと太くなったり上質になったり音が変化します
しかししきい値を超えたシグナルは増幅前にアースに捨てられています
では一体何が音を変えているのでしょうか

それはしきい値を超えていない部分です
波形で見れば簡単に解りますが波形で見ると太った部分です

シグナルのしきい値を超えていない部分は単純に増幅され大きくなります
リダクションで削られたシグナル音は出音を変えれる増幅部までいかないので
残ったしきい値を超えていない部分が出音を変えています、削られた部分ではないのです

そのしきい値を超えていない部分の増幅量、波形が太った量が大きいという事は
アンプに依って増幅された分が多いという事なのでその分アンプのキャラクターに多く影響を受けます
コンプやリミッターのアンプ部が太くなるキャラを持っていればその分だけ音は太く聞こえます

元の波形に比べその増加が多ければ多い程、耳で聞いた場合は音は距離が近づいた様に聞こえます

ゲインつまみを押せば押すほど(入力されるシグナル総量は変わりませんので)シグナル総量に対するリダクションされる量は増えていきアンプ部へ到着する割合は減りアンプのキャラが薄くなっていきます。
感覚的には逆ですがゲインを押すとアンプ色は薄まります

簡単にまとめると
シグナルのしきい値を超えていない部分が音を変化させている
その変化はアンプの出音のキャラクターに依って決まる
変化後の音の押出し具合は波形の太った分である

<ではどうやって設定すれば良いのか>
先に説明した通りに
メーターは増幅前にシグナルをアースへ捨てている量を示している
マイナスに依って削られたシグナル音はほぼ出音に影響しない
波形の太る部分が音を変えている

ので設定方法としては
出来るだけメーターを揺らさない様にPCからの入力やインプットノブやリリースで調整し
出来るだけ波形を太らせる様にしてアンプのキャラクター影響度や距離感を調整する
となります

English Japanese
タイトルとURLをコピーしました