Helios 69 EQ – 自作 考察

Helios EQ/2128カード 自作

Helios 69 EQ – 自作の考察をします

ネット上のいろいろなところで”音楽的”と言われているEQですが

プラグインでもなかなか使いやすく実機が欲しいところです

リイシューはchannnel 13万円前後

自作を考えてみます

 

Heliosは2128というゲインカードを使っており

1EQユニットにゲインカード 2128 x 2枚の構成で

2枚のカードを2n3707 x1 で繋ぐ形になっています

並びは input trans > 2128 > 2n3707 > EQ > 2128 

EQ自体はパッシブカット、インダクターブーストのシンプルなものです

EQも研究しつくされておりPCBもインダクターも入手可能

 

EQ PCB

ian helios pcb で検索すればヒットします

アンプカードPCB

OSH Park ~ Shared Projects by Omniaaudio

 

アンプカードは比較的シンプルなのでPtoPで自作も可能かと

 

現在入手可能な配線図では、2128にはプラスマイナスVersionが存在

-24V形は下記

基本NPN,PNPが逆使いされている同じデザインと言えます

 

トランジスタは2n4058, 2n3707が使用されており

インプット直後とEQ>2128(2段目)の2箇所にタンタルが使用

インプットトランスは600(150):10K ゲインは 1:10(20)

アウトはアンバラ

 

比較的入手可能な2n3707に対して2n4058は国内入手が難しく

2n4058はEbayで購入可能ですが3707に対して値が張る 

50円(3707):500円(4058)辺りになります

 

+24vで組むと各2128には 2n4058 1個・枚で済みますので

素直に安い方の+24Vで作成 が吉

取り敢えず2n4058を注文します、到着は4月

 

同時にhttp://www.el-component.com での
Replacement and equivalent で日本入手可能を調べると
2N4058 > 2SA1317 (三洋)
2N3707 > 2SC3330 (三洋)

 で注文可能

Tr 2ch分注文で約1,200 良い値段なので注文

 

アンバラ イン・アウトのEQとして組む場合

パーツだけのコストであれば

 5,000 (2,500/2128カード x 2)

10,000  EQ(パーツ、PCB、インダクター) 辺りで作成可能

24v電源は4,000程でトロイダルで作成可能

 

ネット上の手書きschematicは基本信用ないので

複数の比較検証からの作成が必要です

 

コンソール卓出口にはラインアンプ22113もついており

トランジスタ7個回路のものになりますが今回はパス

 

マイクプリだけを希望なら

2128 > 22113 でトランスアウトも良い様に見えます(適当)

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