Universal Audio 175 Vari Mu コンプ自作 その1 考察

真空管 自作 コンプ

Universal Audio 175 という Vari Mu コンプがあります
6BC8からインターステージで降圧(下げてます)
その後12AX7>12BH7、入り口トランスから出口までバランス

見た目はとっても610 mk-Ⅱです

次はこれを作ってみようかなと思ってます
歴史に興味のある方用の情報はこちら
http://www.uaudio.com/webzine/2004/february/text/content4.html
http://studioelectronics.biz/Services-UA-13.html

Donovan、60年代Olympicスタジオ、まあそこらの時代の音です
この頃考察をしていたのですが今回はそのまとめを

配線図はこちら

入り口のパッドは省略(DTM・アダプター側のゲインを絞ればOK)
出口のパッドはSTA-LEVELのパッドを流用
オリジナルのDavenだとこの部分で+6dbで-60db削れる至れり尽くせり
今のデジタル環境だとここには素直に-10有ったほうが使い易いかなと

DRIPからPCBが出ていた様で(現在廃盤)BOMのDoc有りです
こういうのがあるとパーツの選別がラク、非常に助かります
http://www.dripelectronics.com/sitedocs/175B_v2_bom.pdf
電源トランス要150mAって笑、でっかいなぁ
LA2Aで40mA、BA6Aで100mA なのに、、

でも主な問題点はインターステージです
オリジナルのインターステージはA-19 (A-33) 80k:15k 
Sowterのリプレイスメントは80k:15k (sowter 1133e)
その上で1次側はDCに耐える必要有り
そんな物は現代に滅多にないです

タムラに特注してもSowterから注文しても1万5千円程掛かりそうです
Edcorで作成しUpgradeするのが正しいアプローチかと思います
多分、、、

一つ引っかかる点は0B2、105Vの制限管
ダイオードで代用出来ないかなぁとか思います
そうするとヒーター容量が減るんですが
そもそもこの現代に必要なのか、、、

まあ出来なくは無さそう、ですが問題はその行く先
ここで音変ったら嫌だなぁと、、、

検波管6AL5には47V 辺りが正解とGroupDIYで記載
http://groupdiy.com/index.php?topic=2580.40
Schematicもここから落とすのが吉

まあこれも色々と前途多難な感じですね

日本語でUniversal Audio 175検索すると
German Vintage Modulesさんの記事しかヒットしません
http://blog.goo.ne.jp/wellver/e/9037eb30b40a845bdf2fa33cd764164f
読んでしまうとなんか俄然と作りたくなってきますねぇ

—–

タイトルとURLをコピーしました