Telefunken u73b 自作 考察

Telefunken u73b

Telefunken u73b 自作の再度考察をまとめます

まずオレンジ部分は見逃してました。オリジナルの配線図にははっきりと6db-16dbと記入があります。その後10k6kを通っている事からかなりのシグナルが流れこんでいると思います。のでそのゲインを稼ぐ部分はどうにか必要で、シンプルに一段追加する事になりそうです。

この前段に追加の形は結構良く見ていて、池上通信機版のBA6Aにも6AU6の前段が入っていたりします。確かにFeedback機構だとインプットトランスに頼ることなく楽に飽和出来るので良い形かと思います。(池上通信機BA6Aいつかは作りたいですね。)

そして青の部分ですが1:1で1次が2分割、それの片方を持って検波回路に流れ込むシグナルを作成する部分でまたこれも厄介な感じです。1次に2分割が有るせいでそのまま前段のプレートには繋げません(多分Edcor2分割ではバランス受けしていない為、動作が不完全になるかと。中の線がどう接続されているのか不明ですが試す価値はあります。。。)。

2次側はVariMuのグリッドに入っているので2次側で2分割する場合は再度計算が必要なので2次側2分割案は却下(あまりに変更点が多いと音質が変わる為)となります

前段へプリを入れた状態で通常動作しますので今回は池上通信機にならった形でとりあえず前段に一段プリを繋いだ感じで作成する事にします。 DavePもEmmrもその方法を推薦していたし。。。

もし次回があれば1(:1):1の10k:10kCTとかで一次10mA程のインターステージを秋葉原ゼネラルトランスさんに巻いて貰い3つのトランスを1つに纏めるのが良いかと思いますがそこまでする必要があるのかというのは試作機の音次第かと。

とりあえずの為に箱を大きくしてEF804を1段追加で試作機を作成し、その音を聞いてから決断という事で。

FeedFront機構、意外と厄介です、Bridge機構位に厄介です、その分音が楽しみですが。。。

次はFC660とかシグナル部分が非常にシンプルなものを作りたいです。それだとまだ音質の調整が楽なので。。。

途中に出てきた池上通信機版MT型BA6Aは10mA位に耐えれる10kCT:40kCT(要するにUTC A19的なインターステージのPrimaryもCTバランス入力でDC仕様)が入手できれば作成は可能といえば可能です。(多分LISTのインターステージトランスの1:1.5が要件を満たしそうですが、やっぱりお値段が1万円程になります、ゼネラルトランスで特注巻も同価格帯です。タムラ特注巻だと3万円程です。。)まあいつか無理せず動作するBA6Aは作らないととは思ってます。多分そのうちに、多分。。

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