LA-2A 自作 (LA2A) 完成 + Build Note

LA-2A 自作 (LA2A)

LA-2A 自作です。今回は完成とBuild Noteを

手持ちの12AX7と0.1キャップがいつの間にダメな物しかなく
注文していたらエライ時間が掛かってしまいましたが完成
自分に取って難易度は中で良い勉強になりました

Tamuraの入力(TBS-3 600:50K)、Edcorの出力(WSM15K/600)
キャップはペーパー(Solen,Mallory)抵抗はDalesです

T4Bユニットが1万円(Ureiの保守部品だと2万5千円)
トランス、抵抗、その他部品が7千円前後
いつもの電源ユニットを使用すると1万5千円
箱、メーターノブなどで3千円
とすると合計は3万5千円ほどかと思います

入力トランスもCTが必要無いので適当に50Kあれば作れます
最初から最後まで几帳面にシングル増幅なので
先に12AX7>12BH7のシングルアンプを作ってから
オプト回路、それ用の検波ゲイン回路を足すのが吉かと思います

音は覚えていたより自然な余韻の持ち上げ方で上品です
12AX7>12BH7のモダンな音は6SK7の後だと非常に心地よいです
歪みも申し分無く、この歪みはついつい突っ込みたくなります

ツマミもゲインとピークコントロールしかなく
ピークコントロールもそれほど利きません
オプトはアタック反応も現在の物ほど早くありませんし自然でもありません

音創りの為、設定を追い込むものではないです
通すと音が変わるのでそれを求めている人用かと

あとはバランスアウト化して
もうちょっとだけオプト回路への抵抗値、B+辺りを変更したいです
シグナルキャップも変えるかもしれません

もともとなぜ作ろうと思ったのかというとあのLA2Aコンプモードのキラキラ感はどこから来るのかという疑問とモリリカやその他や自作のオプトカプラで真空管コンプを作る為の実験筐体として考えてましたのでこれからコイツは更に分解改造されていく事でしょう、面白いものを作りました、今後が楽しみです

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