Fairchild 660 自作 その3

Fairchild 660 自作

Fairchild 660 自作 その3前にインサート用ジャックと位相逆転スイッチ、右側ノブはタイムコンスタンスとスレッショルドというかどれだけコントロールアンプへ流すか調整するノブ

 

その後のコントロールアンプ部分

通常のアンプに於ける音質の調整と同じ様に反応して欲しい帯域のコントロールが可能な事とオン・オフ時の差をなくす為の調整回路(左側切れている先ですが。。)こう考えると部分ごとに機能全般を拡張出来る素晴らしいデザイン。

 

今はシグナルアンプ部分だけを調整

 

使用した6bc8(6bq8)、自分は結構好きな管です

真空管テレビやコリンズの無線機でよく見る双3極管です。人気も色気もないモダン管ですが安価でオリジナルの9386と近い値で動作します。音の変化も控えめで少し明るいVividな音に変化します。Altec436などで使われています。VariMuで動作させた場合も動作域が十分取れます、もちろんその場合のC電源値はオリジナルとは変わります。

シグナルアンプ部分の回路自体は非常にシンプルです、あまりいじり様がありません。インプットは600:20kCTのUTCを使用中ですが変更出来る場所はここの選択かHPFかLPFを入れるか、自分はSTA-LEVELの15dbアッテネーター回路を最後にいれて調整してます。素直に抵抗を通る回路なので抵抗の種類で安価に音質の調整が可能です

 

 

下記は電源ユニット

ここ数年はデザイン的にもパーツ的にもほぼ固定で安定しています

複数まとめて作る事が多いです

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